田中邦次郎
HH 日治時期史料文獻
紙質
昭和4年9月15日
長:14 x 寬:19.3 x 高:3.1 (cm)
612g
登錄號:2008.031.0022
該藏品為《新しき室內裝飾と家具の見方》,部分內容如下:
自序:從来の室内装飾は歐洲の宮殿装飾が簡略されて一般にまつたものであるから、たとひ如何に簡略されてもその根本の精神は貴族的、浪費的で驕慢な所があつた。且つ十九世紀の初期まで洲全土を風靡した南歐の藝術、ルネッサンス建築は希臘の少數の藝術家によつて完成されたもので、而もこの宮殿装飾の發達進歩に鮮からずって力あるものであつた。然るに英園のラスキン出づるや、その蓋世の麗筆を揮って、爛熟の極に達したるこのルネッサンス藝術が装飾のめに装飾し、過飾と亂費と傲慢の一方に堕し、何等人生に裨益する所なきを指摘して論難駁撃すると共に、北歐本來の藝術によつて、無名の大衆の手によつて完成されたゴジック建築の純眞と熱情とを限りなく讃美した。